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それでも生きていく

執筆者の写真: MotokiMotoki

人類は想像を絶する現実を前にただただ打ちのめされる。


ある者は現実を直視せず今まで通りを貫こうとする。

ある者は現実を受け入れ、適応しようとベストを尽くす。

人によっては怒りや不安に押しつぶされ路頭に迷う。


様々な考えはあると思うが、あまりにも危機意識が低い。

現代人の想像力の欠如なのか、強い違和感を覚える。


人類が生きるか死ぬかの話をしているのに、どこか他人事。

いかに死というものが、大半の人にとっては遠い世界の話。

自分事として捉える人はごく僅かであろう。


日々衰えていく全身の筋肉。

オレはその事を嘆くのではなく、半ば反抗する気構えで単身留学や

ライフワークでもある電動車椅子サッカーの世界に生きている。

その中で志半ばで旅立っていった数多くの仲間がいた。

生きるとは何か常に自問自答してきた。

そのような経験があるオレと世間の大多数の人々とでは、感覚が大きく異なるのはある意味当然。


ウィルスに対してどう戦うかも大事だが、目に見えない敵と対峙する。

そしてそこで自分自身の心の在りようを、ゼロから見つめ直す。

今こそ人類が原点に立ち返って、本当に大切なものを見極める最大のチャンス。


ネガティブな現状をポジティブに変えていく底力が人間には備わっているはず。

オレはこの窮地を、今までと何も変わる事なく、愚直に這いつくばってただ生きていく。

それ以上でもそれ以下でもない。

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講演活動を積極的にお引き受けしています。少数派である電動車椅子に乗り、呼吸器をつけながら激しい電動車椅子サッカーというスポーツの監督をしながら様々な活動に取り組んでいる私の体験を聞いていただき、既成概念を取っ払い、視野を広げるきっかけにして頂けたら嬉しく思います。一人でも多くの方に!

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