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執筆者の写真Motoki

◆今日も誰かが空を見ている


カリフォルニア州南部、サンディエゴに降り立った21年前。

空の高さに言葉を失った。

オレが知る空の景色には、いつも人工物が紛れ込んでいた。

よく考えたら日常で空単体を意識することすらなかった。

足下の世界にばかり目を向けていた。目線を上に向ける余裕がなかった。

狭い視野の中で生きていた小さな自分。


広くて高い真っ青な大空を見上げて、深呼吸。

夢に満ち溢れていたあの頃。

未来を見据えた若きオレは初めて空と対峙した。


大人は空を見上げて何を想う。

その目は悲しげにも愉しげにも見えるはず。

人生の酸いも甘いも知っているから。

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