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執筆者の写真Motoki

彷徨う心の先にある真実の愛


39年間も人間生きていると、もがきながらもいろんな形の愛を求めてきた事に気付く。

母への愛、家族への愛、かけがえのない人への愛、そして誰かに振り向いて欲しいという一方通行な愛。


数え上げればきりがないほどの心を揺さぶられる強い想いがそこにあった。

欧米のように素直に愛する気持ちを伝えることは多くないし、得意でもない。

それでも絶対に感謝の想いを伝えたい相手には、ちゃんと伝えてきた自負がある。


でもふと考えてしまう時がある。オレは本当に愛する気持ちを伝え切ってきたのか。

独りよがりの自己満足の形式的な想いで、相手には言葉の真意が届いていないのではないか。


考えれば考えるほど己の真実の想いがぼやけて、右往左往する定まらない心が出現する。

それを体感するたびに40を前にしてもなお、自分探しの旅が続いていくことを確信する。

時には迷走して誰かの心を傷つけるかもしれない。全てが嘘っぽく見えて嫌になることもある。


それでも孤独なオレは今日も真実の深い愛を求めて無意識に歩き続けている。

確固たるブレない巨大な愛の存在を知った時に、初めて偽りのない等身大の自分が見つかる気がする。それが叶うかどうかは今は想像できないが、根拠のない自信がある。


なぜならそれを掴むべく太い確かな一本道を、歩んできたから。その先にかすかに正体が見え隠れしている。無性にワクワクして高まる心臓の鼓動。やはり人生はたまらなく面白いとオレの心が教えてくれている。まだまだオレもこれからだなと痛感した暑い真夏のある1日。

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