リスクを恐れず己の信念を貫き、目標を必ず成し遂げるという覚悟を持って行動する。それが、オレにとっての挑戦するということ。
では、プロフェッショナルの人間にとってのチャレンジとはどういう事であろう?
そもそもプロフェッショナルとは何なのか!
「公言する、標榜する」が語源で、要は明確に主張して示すこと。辞書で調べるとプロフェッショナルとは、①ある分野について、専門的知識・技術を有しているひと、②そのことに対して厳しい姿勢で臨み、かつ、第三者がそれを認める行為を実行している人、 などと書かれている。
だがこれを読んだだけでは言葉の本質を理解するのは難しい。
オレにとってプロとは、糧を得るために誇りを持って生きている人である。糧とは①食糧、②豊かにし、また力づけるもの。つまり食べて生きていくために、己が信じる道を突き抜けることができる人。
プロと呼ばれる必須条件は、明確な課題と向き合い、それを克服し続けること。課題を「達成(する)」のと「達成(したい)」という事には、決定的な違いがある。達成したいという欲求はあっても、それを行動に移せなければ、そこから得れるものは何もないに等しい。
行動力がない人間には辿り着くことができない境地である。ただ行動力があるだけではなく、自分自身に陶酔するほどの強い心の軸を持っている。それは過信ではなく、純粋に最後まで己を信じて闘い抜くメンタルを持ち合わせているということ。
たとえ心が折れても信念さえ失わなければ、プロはカムバックすることができる。不安定な状況に陥っても、それをも面白がるくらいの心の余裕があれば、更なる高みを目標にすることさえできる。逆に言えばそれができなくなった瞬間、プロはプロでなくなる。
プロのチャレンジとは「強靭な魂を宿した、プロフェッショナルが極限に向かって行動を起こし続けること。」ではなかろうか。

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