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肉?魚?いやっ、がぶ飲みしたい「生命のエキス」 を (1/3)

執筆者の写真: MotokiMotoki

更新日:2018年8月23日

命がけのライフワークに必要な欲求ってなんだろう?有名人になりたい、金持ちになりたい、女にもてたい、何かの賞を獲得したい、可愛い子供のために頑張りたい、等々数え挙げればきりがないかもしれない。でも自分に必要な欲求はただ一つ、それは宿命を全うして朽ち果てること。そのミッションを達成するために食べるという欲求は捨てた。胃に針をぶっ刺して栄養を注入する穴を作り、管から生きるために必要なカロリーを流し込む。無理をすれば口からもう少し食べることは出来たが、その後にツバや痰が大量に湧き出て消耗する。体重は30キロを切った。生命の危機すら感じた。何よりもそんなことに時間を使っているのはもったいない。もちろん食べられないのは悔しいが、それ以上に電動車椅子サッカーに関わっていたいという思いのほうが数百倍勝る。


電動車椅子サッカーに出会ってから21年間。子供時代に勝ち負けを争うスポーツに取り組めなかったことは、スポーツを愛する自分にとっては残酷なことだった。不可能と思えていたことが、電動車椅子に出会い、電動車椅子サッカーと仲間に巡り合った事により、無限の可能性が広がった。必死で練習に取り組み、1日でも早く試合の先発メンバーになってやるという高いモチベーションを持って、スポーツに打ち込めていた。これは私にとっては、想像すらできなかったまさに奇跡的な出来事だった。



つづく

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講演活動を積極的にお引き受けしています。少数派である電動車椅子に乗り、呼吸器をつけながら激しい電動車椅子サッカーというスポーツの監督をしながら様々な活動に取り組んでいる私の体験を聞いていただき、既成概念を取っ払い、視野を広げるきっかけにして頂けたら嬉しく思います。一人でも多くの方に!

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