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肉?魚?いやっ、がぶ飲みしたい「生命のエキス」 を(2/3)

執筆者の写真: MotokiMotoki

私は宿命という言葉を信じていて、障害を持って生まれて電動車椅子サッカーに出会うべくして出会ったと確信している。理屈では説明できないが、我々には持って生まれた運命があって、あらゆる可能性を手繰り寄せられるかは、それぞれの覚悟で大きく変わってくる。自分自身の強い信念を持って、何事にもチャレンジしていく姿勢を貫いていければ、道は拓ける。そういうベースを作り上げてくれた家族の存在は大きい。誰一人として家族の中で私を特別扱いする人間はいない。それが私にとっては何よりもありがたいことだった。しかし、両親や兄弟から与えてもらった己のポテンシャルを全く活かせていなかった。特に歩けなくなってからは殻の中に閉じこもっていた私が、最も愛するスポーツ「電動車椅子サッカー」のおかげで、ようやくスタートラインに立つことができた。留学したアメリカでも偶然ではあったが、地元に電動車椅子サッカークラブがあって、サッカーを続けられ、日米交流や競技の国際化に向けて、かけがいのない仲間たちと一緒に活動することができた。やはりどう考えても全てのことが偶然ではなく、必然であったように感じる。



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講演活動を積極的にお引き受けしています。少数派である電動車椅子に乗り、呼吸器をつけながら激しい電動車椅子サッカーというスポーツの監督をしながら様々な活動に取り組んでいる私の体験を聞いていただき、既成概念を取っ払い、視野を広げるきっかけにして頂けたら嬉しく思います。一人でも多くの方に!

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