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執筆者の写真Motoki

肉?魚?いやっ、がぶ飲みしたい「生命のエキス」 を(3/3)

更新日:2018年8月28日

プレイヤーとしては数年前に現役を退いて、監督という立場で今は全身全霊で今までにはなかった感情でサッカーの活動を続けている。その感情とは、私が人から好かれるとか、嫌われるとか、面子を潰されるとか、尊敬されたいとか、自分本位の考えではなく、とにかく選手がそれぞれの現状に甘んじることなく、支えてくださっている全ての方々に感謝の気持ちを忘れずに、何事にも貪欲にチャレンジする気持ちを持ち続けて信念を持って、己が正しいと思う事をブレることなくやりきる精神力を培って欲しいという強い気持ちだ。それを実現させるために私は存在しているのだ。時には折れそうになる心を支えているのは、選手やスタッフが無我夢中で頑張っているその姿である。彼らが私のことをどう思っていようが、そんなことは関係なく、常にみんなへの感謝の気持ちは忘れたことはないし、一つでもいいから何か大事なことを伝え残せれば、それ以上の幸せは無い。


そんな変わることのない情熱を持ち続けて、今を生きていく。それしか私にはできない。


そして今日もその情熱を燃やし続けるために、胃ろうというエキスを胃にブチ込む。ただの栄養ではなく、何かを成し遂げたいというエネルギーを、身体に直接注いでいるイメージだ。ふくれるのは胃だけでなく、私の無限の可能性。まだまだ目的地は遥か先にある。それが本当に嬉しい。


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