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  • 執筆者の写真Motoki

あなたの一部になりたい


自分に自信が持てない

挑戦する前から無理だと諦めてしまう

周りに合わせるために自分の感情を押し殺してしまう

私には平野さんみたいに一歩前に踏み出す勇気がない


学生を対象に講演会を実施した時に、感想文が届くので今までたくさんの想いに触れてきた


その度に挑戦する前から自重してしまう人が多いことを痛感する

私にも引っ込み思案だった思春期の経験があり、臆病になったり、一歩が踏み出せない気持ちは理解している。しかし、そんな引っ込んでいる時間は短い方がいい。

あなたの思い切った一歩が生命の危機に関わる挑戦でないなら、失敗を恐れず何も怯える必要はないと考えてほしい。


仮にチャレンジして上手くいかなくて落ち込んでも、下を向かずに前を見据えて欲しい

長いようで短いあっという間の人の人生

せっかく命の営みによって生まれてきた限られた人生の中で、躊躇したり妥協したりして中途半端な生き方をして、自分自身に満足できるのだろうか


人は誰も本当の意味でなぜ生まれてきて、生きているのかわからない

わからないからこそ、その答えを求めて頭で考えて行動する力を宿している


あなたには人と違う感性が必ずある

自分が普段何を大切にして生きているのか一度深く考えて見てほしい

自分自身のことを客観視してみると、良い所も悪い所も含めて様々な心の有り様がみえてくるはずだ


ひとつずつ自分のことを分析してみると、たくさんの気付きがある

人生とは自分とはどういう人間なのか見つけるための長い旅

その瞬間その瞬間の感情と向き合って、自分がなりたい自分を目指してベストを尽くしてほしい


私自身は重度な障害がありながらも、電動車椅子サッカーを始めた。毎日、満員電車に乗って英語を勉強するために学校に行った。自由な心の持ち様を失わないために、渡米して留学をやり切った。


電動車椅子サッカーの国際化を実現させるために世界を飛び回って、競技の普及に貢献してきた。悲願のスポーツライターになる夢を叶えて、アテネパラリンピックを取材した。選手を引退したあと、監督に転向して指導者としての道を歩いてきた。


どれも昔の殻に閉じこもっていじけていた自分には到底実現不可能な挑戦だった。人との縁とひとつのきっかけから我が道を切り拓いてきて、今がある。


障害があるとかないとかはどうでも良くて、とにかくたった一度の人生だからやりたいと思うことは全部やってみたかっただけに過ぎない。


孤独に苛まれて今を生きることすら大変な人も居るだろう

暗闇の中で一人もがき苦しんでいる人に、私の言葉は響かないかもしれない


であるとしても私の経験や想いを伝えることを生涯続けていきたい

なぜならそれが今の自分が思う私が生まれてきた理由だから


あなたを変えることは私にはできないかもしれない

だけど私の想いがほんの僅かでいいから、あなたの中にとどまってくれたら嬉しい

100人いたら1人でも良いから私の言葉を聞いて、あなたの思考と行動が変わるきっかけになってくれるなら、それ以上の幸せはない


そうやって人は影響し合い、化学反応を今も起こし続けている

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