Motoki2022年3月31日3 分型破り北京パラリンピックにおいて、アルペンスキーの村岡桃佳選手が一つの銀メダル、三つの金メダルを獲得した。2大会連続で4種目以上のメダルを手にした、まさに究極のアスリート。 村岡選手のことを見ていると、北京オリンピックで2大会連続の銀メダルの雪辱を果たし、自身初の金メダルを獲得した平野
Motoki2021年10月28日4 分あなたの知らない世界ほとんどの健常者といわれる人は、学生時代を終え、社会人となり、結婚して、当たり前のように家庭を持ち、子育てをして、年老いていく人生を思い描くだろう。でもはたしてそれが人間が求める理想の幸せの形なのか、ふと疑問に思う。 あなたにとっての当たり前が、全く通用しない世界がある。突然、病
Motoki2021年9月6日1 分One Love人は誰しもが自分が一番大切 誰かのための行為であっても、結局は自分がやりたいからやる 言葉を変えれば主役はいつも自分 どんなに綺麗事を並べても、生きることは時に残酷で生々しいものだ そういう世界から逃れて、のんびりと生きる人もいる 自らを敢えて追い込んで、その逆境の中でこそ輝く
Motoki2021年1月20日2 分未来を切り拓く①電動車椅子サッカー競技の現状 コロナ一色で幕を閉じてしまった2020年。競技に関わってから23年間で初めてJPFA(日本電動車椅子サッカー協会)関連の大会は、一つも開催されることはなかった。2021年もいつ大会が実施できるかは手探り状態。秋の大会実施に向けて準備は始まってい
Motoki2020年8月14日1 分涙目には見えないウィルスがあたりまえにあった日常を奪う。見えないものだからこそ心の内側により深いインパクトを与える。 戦争を知らないオレ達は平凡な日々がどれだけ尊いものか思い知らされる。平和ボケした現代人にテクノロジーの力が後押しする形で、皮肉にも考える力が退化していく。
Motoki2020年1月16日1 分魂が共鳴する瞬間魂が共鳴する瞬間 生まれも育ちも、年齢も超越した出会い 自問自答しながら今という瞬間を生きている 多くの言葉は交わしてないけど、理屈でなく安心できる存在 あなたと一緒に何かを成し遂げてみたかった 同じ目的地を目指して、五感を刺激し合い未来に進む
Motoki2019年10月10日2 分黒船に乗った大和魂黒船襲来の絵画を見る男たち。そこで熱く仲間に語りかける1人のニュージーランド出身の男がいる。そう、それは日本で開催中のラグビーワールドカップ日本代表キャプテンの「リーチマイケル」である。 日本ラグビー界の躍進の裏にはマイケルありと言っても過言ではないだろう。日本国籍がなくても日本
Motoki2019年9月10日2 分やるなら今しかない平野誠樹を長年応援してくださっている岡田武史氏を今夏、今治に訪ねました。温かく出迎えてくれた岡田さんは快く取材をうけてくれました。このコラムはその時の取材を元に岡田さんの気持ちを想像して書いたセミフィクションです。素敵な再会のひとときとなったエッセンスをここに記します
Motoki2019年8月22日2 分ダイヤモンド幼い頃から白球を追いかけてきた。グラウンドの土の匂い、茶色く汚れたユニフォーム、カキーンとこだまするバットから響く高い音。監督の言葉に子供達が大きな声で応じる。 その風景こそ日本の伝統が受け継がれた結晶。そういう感覚が心の根っこにいまだにある。・・・
Motoki2019年5月28日2 分内に秘めるな、吐き出せ‼『声を出せ』と何百回と言い続けてきただろうか。 集中力が研ぎ澄まされた状態で、無口になるのであれば仕方がない。 ただ何となく無言でプレーするほど無意味な事はない。 生身の人間同士にしか感じることの出来ない喜怒哀楽を共有したく無いのか。...
Motoki2019年4月9日1 分そこにある確かな手の温もり誰一人が欠けても成立しない。 はるか遠くにあるゴールをひたむきに目指していく。 全ての力を出し切って、朽ち果てるなら誰もあなたを責めはしない。 中途半端な形での離脱は絶対に許さない。 命がけと言って挑むのであれば、弱い気持ちは自己完結で処理すべき。...
Motoki2019年1月24日1 分激闘のサムライ勝負の行方は誰にも分からない。 結末を知りもしないのに溢れる涙が止まらない。先のことなんてもはやどうでもいい。 だってあまりにも目の前のあなたが美しいから。 LIVEの映像がまるで瞬間瞬間を捉えた静止画のように止まって見える。...
Motoki2019年1月8日2 分何かを捨てて、何かを拾うこれはサッカー?フットサル? でもよく見てみると電動車椅子に乗っている人達がプレーしているね。 自力で車椅子を動かせない重度の障害を持つ選手が、ジョイスティックというゲームセンターで使うようなコントローラーを操作して、普通にサッカーしているね。しかも男女混合で年齢もバラバラ...
Motoki2018年12月16日1 分勝負の世界に生きる勝負には、勝つか負けるしかないのかもしれない。 でも、本当にそれだけなのかな。 真剣勝負の中でうごめくオレたちの感情。 怒り、悲しみ、嘆き、喜び、そして胸苦しい程の緊張感。 どちらかと言うと、苦しい想いの方が上回る緊迫とした舞台がそこにある。...
Motoki2018年10月30日2 分情熱〜挑戦〜人は未来を予測できないからこそ、挑戦する気持ちを持って前に進む。誰もが簡単に次に何か起こるか分かっているならば、挑戦するモチベーションは存在し得ない。結果を恐れず、未知なるものに挑む姿勢こそがチャレンジ精神だと考える。 そこで一番大事なのは気力を奮い立たせ続けること。必ず成...
Motoki2018年10月24日2 分過去と今、そして未来50年、言い換えれば半世紀。母が生まれて69年。 今年39歳のオレにはどちらも想像できないほど長い年月。 メキシコの地で男子サッカー日本代表が銅メダルを獲得してから、50年もの時間が経った。プロリーグなんて夢のまた夢という時代に成し遂げられた快挙。それ以降は4位が最高順位で...
Motoki2018年9月27日2 分そう、人間はみんな自己中なんだよ応援される側と応援する側 期待される側と期待する側 教えられる側と教える側 双方に異なる感情があり、それぞれの葛藤がそこに存在する。 相手への想いが強ければ強いほど、気持ちの高ぶりが抑えられなくなる。 立場が変われば見える世界は当然違ってくるが、一つ確実な共通点が存在する。...
Motoki2018年9月18日1 分攻め続ける気迫が空に舞ってしまったのか技術は世界トップクラス。しかし、ビックタイトルを獲得するために必要なメンタルはないに等しい。 大事な試合ほど弱気になる。攻めるしかないのに守りに入る。 様々な局面を経て、確実に経験値は年齢とともに増えていく。勝負で負ける怖さを知っていくからこそ、考え過ぎて自分を見失う。勝っ...
Motoki2018年8月22日2 分血を滴らせて生肉を喰らうなぜ人間は生きるのか。 身体障害の度合いによって体力的消耗はそれぞれ異なるが、旅に出発する時点で勝負はすでに始まっている。彼らにとっては特別なことではないのかもしれない。ただメンタル的な側面で言えば、彼らは潜在的に都市部に住む選手より、確実にハングリーで勝ちに飢える執念は計...