きっとあなたは想像したことすらないだろう
当たり前に存在していたものが、次の瞬間に見えなくなる儚さを
世界中にそんな置き所のない感情がうごめいている
その喪失感を誰かに伝えようとは思わない
メンタルが強いことを誇示する気もさらさらない
でも揺らいでいる姿を微塵も悟られたくない
今までずっとそうやって生きてきた
張り裂けそうな想いを共有したところで何が変わるのか
結局は自分自身と向き合うしかない
ふとした瞬間に体にまとった鎧が剥がれ落ちる
無意識に言葉がこぼれ落ちていた
なぜか分からないけど、あなたの前では無防備になる
理屈ではなく心が叫びたがっている
一度動き出した歯車は止まる術を知らない
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