スポットライトを浴びて輝くあなたの居場所。
何にも変えがたい経験を積み重ねて、人は人生に光を見出す。
眩い光があれば漆黒の闇もある。
誰にも想像できない深い孤独。他人には想像すらできないと思っていた。
上部だけは理解できても、本当の意味はわからないはず。
その固定観念が覆される瞬間をどこかで待っているオレがいた。
それが訪れた時、乾き切った喉が、細胞が潤っていくのを確かに感じた。
人生の通過点で不意に交差した二つの喜怒哀楽。
生きる意味なんて正直いまだにわからない。
でもはっきりとオレたちはお互いその意味を噛みしめ合った。
「生きてきて良かった。」と世界中に声が枯れるまで叫びたかった。
そしてオレは確かに今日もここにいる。心の中に生きるあいつらと共に。
孤独すら道連れに、さらなる大海を泳いでいく。

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